保険の銀歯 金銀パラジウム合金
みなさんこんにちは✨
みなとデンタルクリニックです。
先日CAD/CAMクラウンのお話を書かせていただきました。
反対に今回は「そもそも銀歯っていうものはどういう物なのか?」という内容で書かせていただきます✨
歯科では保険で差し歯を作成する際は、奥歯のブロックの治療はほぼこの銀歯になってしまいます。
ちなみにここでいう銀歯というものは、クラウンと呼ばれる全部を被せるタイプの金属冠のことと認識して下さい!!
(インレーとよばれる部分的な銀の詰め物のことではありません)
歯科で使われるこの銀歯の材料は主に「金銀パラジウム合金」と呼ばれるものがほとんどでしょう。
一応「ニッケルクロム合金」というものもありまずが、あまり使われていないと思います。
金銀パラジウム合金はその名の通り色々な金属を一定の割合で合わせた金属です。
したがって非常に壊れにくくブリッジ等にも使用できる物なのですが…
実は体にはあまりよくありません
時間がたつと金属成分が溶け出し、歯茎を真っ黒く変色させてしまったりアレルギーを引き起こす可能性があります。
ニッケルクロム合金に至っては、体にもはや毒性があるとされています。
保険で安価に入れることができる以外は正直メリットはあまりないように思われます。。。
しかし保険適応の材料となると、やはりこの「金銀パラジウム合金」が差し歯において主流となっているのが現状です。
見た目だけでなく、体にも影響の少ない治療がやはりいいですよね☺