皆さんこんにちは。
みなとデンタルクリニックです。
親知らずを気にされている方いらっしゃいませんか??
親知らずの痛みや腫れが原因でいらっしゃる患者さんは、実は結構いらっしゃいます。
その患者さんのほとんどが、周りの歯茎に感染を起こしているために痛みや腫れがでていることが多いです。
もちろん虫歯が原因の方も多くいらっしゃいますが、前者の方が多い気がします。
私たちは親知らずのことを専門用語で『智歯』や『8番』と呼びます。
そしてこの周りに炎症がおきている症状を『智歯周囲炎』と呼びます。
智歯周囲炎は突然現れることがあります。
それはよく、半分頭が出ていて半分頭が埋まっている状態=半埋伏(はんまいふく)の歯におきます。
親知らずの生え方は千差万別人それぞれと言っても過言ではありません。
様々な生え方の種類があるのです。
一旦、痛みや腫れが出てしまうと繰り返されることもよくあります。
また、症状が落ち着いているときでないと抜歯は出来ませんので、早めの診察を心がけましょう。
下顎には『下顎管』という管があり、その中には『下歯槽神経 動脈 静脈』といった大事な組織が走っています。
この大事な組織を傷つけないように抜歯しないといけません。
圧迫程度のダメージであっても治療後に半分の口唇にしびれが出ることがあります。
(通常時間がたてば自然に症状は消えていきます。)
親知らずの根の先に近い場合は、やはり注意が必要です。
抜歯の際にリスクが大きく伴う場合は、大学病院の口腔外科へのご紹介となります。
いずれにせよ痛みや腫れが重症化する前に、診察を受けて頂くことが大事です。
当院でも通常の親知らずの抜歯は治療可能ですので、気になった方はお気軽にご相談ください。