審美歯科治療について
審美歯科治療とは、要するに「美しい歯を手に入れるための歯科医療的アプローチ」です。
代表的なものは、歯を白くする処置ですが、これにも2種類あり、「実際の歯よりも白くする方法(ホワイトニング)」と「もともとの歯の色を取り戻す方法(クリーニング)」があります。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、プロフェッショナルホワイトニングとも呼ばれ、「歯科医院において医師が行う処置」のことです。みなとデンタルクリニックでは、「Tionホワイトニング」という薬剤を使用し、高い成果を上げています。
Tionホワイトニングは、ミネラルであるリンを用いて歯に作用させるのが特徴で、歯のカルシウムとホワイトニング剤が結びつくことで表面の傷を埋め強度を高めます。
つまり白さと強さを同時に得ることができる方法といえます。
また、従来のホワイトニングでは歯に脱水症状が起こり痛みが出ることがありましたが、Tionホワイトニングでは痛みを感じにくいです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、患者さまそれぞれに合わせたマウスピース(ホワイトニング用トレー)をつくり、その内側にホワイトニングジェルを入れて、一定時間装着する方法です。
装着は自宅にて、患者さま自身で行えることから、ホームホワイトニングと呼ばれています。
夜は4時間以上、8時間以内、昼間は2~4時間を1~2回のペースで使用します。
セラミックス
セラミックをクラウン(歯冠)に用いることで、より美しい仕上がりを得ることができます。
セラミッククラウンは生体への親和性が高く、金属アレルギーの心配がなく、仕上がりに透明感があり美しいのが特徴です。歯の表面を薄く削って、薄い人工歯を取り付けるラミネートべニア、歯を失ってしまった際に選択できるブリッジ治療にも用いることがあります。
ガムピーリング
喫煙などで黒ずんだ歯茎に専用の製剤を塗布して本来のピンク色に戻します。
表面麻酔が必要ですが、非常に高い改善が期待できます。